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箱根駅伝予選会突破! 襷新聞より①
箱根駅伝予選会を終え、襷新聞が発行されてからしばらくたってしまいました。
遅くなってしまいましたが、選手のコメントなど転載いたします。
(一部修正をしています)

襷新聞 第16号
箱根駅伝予選会突破!二年ぶりの出場を果たす

10月17日、立川の自衛隊駐屯地をスタートし、昭和記念公園をゴールとする第86回箱根駅伝予選会は47チームが参加して行われた。  

予選会の朝、各選手たちはスタート時間の9時に合わせて起床した。
この日は朝から選手たちの間には張り詰めた空気が流れていた。
前日には緊張からなかなか寝付けない選手もいたほどだ。
5時半に合宿所をバスで発ち、昭和記念公園へ向かったが、いつものバスの中の雰囲気とは違い殆ど話をする者もおらず、この張りつめた空気はスタートまで続いていた。
スタート前、選手達は福島キャプテンを中心に円陣を組み気合いを入れ、近藤を先頭にスタートラインについた。

スタートは各大学縦一列で、殆どの大学が先頭から順に主力を並べていた。
スタートの号砲と同時に近藤、清谷、上田が飛び出していった。
その後方で残りの選手達は集団を形成してレースを進めていった。
最初の5キロは昭和記念公園に隣接している自衛隊の駐屯地の滑走路を約二周する。
飛行機の滑走路だけあって平坦だが、554人の大勢のランナーたちが一斉に集団でレースをしているため、転倒の危険が伴う。
幸い法政の選手たちは誰一人として転倒することなく全員無事にスタートを切ることができた。
5キロは、近藤、上田、清谷が14分50秒前後で通過し、後続の選手も15分10秒から25秒ぐらいの間で通過し、序盤はまずまずの滑り出しを見せた。
5キロを通過したのち選手たちは自衛隊駐屯地から立川駅周辺の市街地へ出て昭和記念公園へ戻ってくる。
市街地はなだらかな坂が若干あるが駐屯地内と変わらないコースが続き、選手たちはペース感覚を掴みやすい。
10キロは近藤、清谷、上田が30分前後で通過、その後、末山、益田、鍵谷、塩月、稲垣、福島が30分30秒前後で通過、山本(洋)、奥田、只野が31分前後で通過した。
レースは12キロの手前地点から昭和記念公園内に入るが、公園内は多少アップダウンが続き、これまでの平坦なコースからは一変する。
昨年は、公園内に入ってからの15キロを過ぎてから選手達が失速したことが敗因となった。
そして、各選手は課題の15キロ過ぎに入った。
この一年間、この課題の克服にかけてきた選手は必死に力走した。
その成果が出ているかのように、今年の各選手達は昨年のように大きく失速することもなくゴールへ向かった。
結果、チーム内では近藤、末山の二年生コンビがチームの一、二番でゴール。
その後に清谷、上田、益田、福島、鍵谷、塩月、稲垣と続き、10人目に山本洋輔、その後に奥田、只野と続いてゴールした。 

レースが終了してから結果発表までの重苦しい空気が漂う中、結果発表は一位の駒沢大学から順に発表された。
部員や関係者のみんなは法政の名前が発表されるのを待った。
10位の亜細亜大学が発表されて残るは一枠!
法政大学は発表の掲示板は離れていて見えない地点に陣取っていたため、発表者の声だけに耳を集中していた。
「第11位・・・」微妙な間が空く。
短いはずが、とても長い間に感じられた。
「法政大学。」微かに聞こえた。2年ぶりに出場が決まった瞬間である。

個人的な意見になるが、今回の予選会では塩月と山本洋輔の活躍があってこそだと思った。
2年前の箱根予選会が終ってから今年の夏までの期間、長期にわたっての故障に苦しんだ塩月は多くの大会で審判、補助員等、裏方に徹し部を支え続けてきてくれていた。
彼の復活は大きかった。
また、同じく三年生の山本洋輔。
彼は今回予選会を走ったメンバーで唯一の寮外生。
今夏、初めてA合宿に参加し、必死に食らいついていく姿が印象的だった。
結果、その頑張りが今回の力走に繋がり、法政10番目の大役を果たした。

箱根本戦では予選会とはまた違った戦いになる。福島キャプテンを中心とし、あと約二ヶ月しっかりと練習を積んでチームが一致団結してシード権獲得を目指していきたい。これからも皆様には応援の程お願い申し上げます。【記事=稲垣】